夏はウェディングシーズン! 2004/8/21記
短いヨーロッパの夏。人々は夏が来るとここぞとばかりに活動的になります。バカンスも、登山も、スポーツも、結婚式のベストシーズンも、夏!!
6〜9月、スイスのお花屋さんにはウェディングの花の注文が入るようになります。日本では結婚式は7、8月には少なくなりますが、それほど暑さが気にならないスイスでは、晴れる確率も高いこの季節は絶好の結婚式シーズン。
この時期、ニコルの仕事が休みの週末は、花屋の友人スザンヌのお店でウェディングの仕事が入るとちょくちょく手伝っておりました。スザンヌが言うには、「冬の結婚式はありえない」。11、12月はクリスマス前で結婚式どころではないし、年明けはとにかく寒くて天気は悪いし雪も多いので。。。雪の中でのウェディングを考えるスイス人は皆無のようです。あまりの寒さにロマンチックどころではないのでしょう。そういえば、関西では冬の結婚式は少なくないですが、寒さの厳しい東北や北海道ではどうなのでしょうか?
ヨーロッパの他の国でも事情はたいして変わらないと思うのですが、スイスでの結婚式は、日本的に言うならば「オリジナルウェディング」ばかりでした。教会で式を挙げた後、教会の庭などで参列の方々とアペリティフを楽しみ、その後、家族や親しい仲間とレストランに移動して朝まで(!)パーティー、という流れがほとんどです(朝まで踊り明かします!みんなタフです・・・)。ウェディングプロデュース会社もありますが、それほどメジャーな存在ではないようです。ウェディング情報誌が何種類かあったり、「ウェディングメッセ」なるものがあったり、そういうところで情報集めをしながらほとんどのカップルが全てを自分達で決めています。教会を決め、パーティー会場のレストランを決め、演出を考え、ドレス専門のブティックでドレスを選び、花は行きつけの花屋に頼み・・・。そんな感じです。
スザンヌの店も、7、8月は毎週末のようにウェディングの注文がありました。とても気さくな彼女には、お客さんがなんでも相談をもちかけてきます。ドレスを持参して「これ似合う?」と尋ねてくるお客さんもいれば、お客さんに頼まれて司会者やバンドを探したりすることもしばしば。半ばウェディングプロデュースのようなことまでやっていました。そんなスザンヌ曰く、「私は天気までプロデュースしてるのよ」。なんと、彼女が注文を受けた結婚式は、ことごとく晴れるのだそうです!これにはびっくり。スイスは天気の悪い日が多いのです。でも、毎週末のようにウェディングがあるのだったら、スイスの土日は晴れている、ってことなのでは?というご指摘があろうかと思うのですが、ちゃんと雨が降る土日もあったんですよ!そんな日でも、式が始まる頃には晴れ間が見えてきたりしたのです・・・。実際、私が知る限りでは、雨が降ったためしはありませんでした・・・。今夏のスイスは天気が思わしくなかったようですが、スザンヌの晴れ女パワーは健在なのでしょうか。気になるところです。